10月10日-12日
大獅子の舞
日本一の大獅子が乱舞をした。獅子頭の重さは220キロ。200人近い仁藤町の人々によって笛、太鼓のお囃子と威勢のよいかけ声で、勇壮に操られる。獅子頭のから広がった母衣(ほろ)の長さは25mもある。今年は3年に一度の大祭でこの大獅子が登場する。500年の歴史があると言われている掛川祭は、市内の7つの神社の合同祭。41町内が参加する。2町内には大獅子や子獅子が伝わり、38町内には屋台が伝承されている。近年は各町競って屋台の装飾が盛んで、漆できれいに塗られている。一つの屋台をリメークするには数千万円もかかるという。
彫刻と漆塗りが美しい屋台
今年は本祭ということで、仁藤町の大獅子、かんからまちの三匹獅子、奴道中(やっこどうちゅう)が登場する。大獅子は幕末に仁藤町の住職がお伊勢参りの時に、白子(三重県鈴鹿市)で見た獅子から考案されたという。祭では大獅子ばかりに目がいってしまうが、掛川祭の本筋は屋台祭り。各町内の二輪の山車には、美しい彫刻が施されている。これらの彫刻は愛知県半田、名古屋あたりからの影響が強い言う。大型の車輪は京都の祇園祭などの曳山の影響とも言われる。遠州各地では農村歌舞伎が江戸時代より継承されていて、掛川祭では、各町内の屋台でお囃子を演奏し、その前で、余興とよばれる歌舞伎の長唄、端唄、俗唄が、町民による手踊りで披露される。
(2009年10月11日撮影)
栄町の余興「助六」。


