2009年10月11日

掛川大祭(かけがわおおまつり)

静岡県掛川市
10月10日-12日

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大獅子の舞
大獅子のお囃子

日本一の大獅子が乱舞をした。獅子頭の重さは220キロ。200人近い仁藤町の人々によって笛、太鼓のお囃子と威勢のよいかけ声で、勇壮に操られる。獅子頭のから広がった母衣(ほろ)の長さは25mもある。今年は3年に一度の大祭でこの大獅子が登場する。500年の歴史があると言われている掛川祭は、市内の7つの神社の合同祭。41町内が参加する。2町内には大獅子や子獅子が伝わり、38町内には屋台が伝承されている。近年は各町競って屋台の装飾が盛んで、漆できれいに塗られている。一つの屋台をリメークするには数千万円もかかるという。

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彫刻と漆塗りが美しい屋台

屋台囃子

今年は本祭ということで、仁藤町の大獅子、かんからまちの三匹獅子、奴道中(やっこどうちゅう)が登場する。大獅子は幕末に仁藤町の住職がお伊勢参りの時に、白子(三重県鈴鹿市)で見た獅子から考案されたという。祭では大獅子ばかりに目がいってしまうが、掛川祭の本筋は屋台祭り。各町内の二輪の山車には、美しい彫刻が施されている。これらの彫刻は愛知県半田、名古屋あたりからの影響が強い言う。大型の車輪は京都の祇園祭などの曳山の影響とも言われる。遠州各地では農村歌舞伎が江戸時代より継承されていて、掛川祭では、各町内の屋台でお囃子を演奏し、その前で、余興とよばれる歌舞伎の長唄、端唄、俗唄が、町民による手踊りで披露される。
(2009年10月11日撮影)

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栄町の余興「助六」。

栄町の手踊り。長唄は杵屋勝彦氏
posted by 芳賀日向 at 23:45| Comment(3) | TrackBack(2) | 10月の祭り

2009年10月03日

西浦(にしうれ)の観月会

静岡県浜松市水窪町西浦
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今年の10月3日は旧暦8月15日にあたり仲秋の名月となった。西浦の観月会は「月の会」(会長・志賀 勝氏)と「西浦の田楽」(別当・高木虎男氏)との共催で始まった。


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山里にある西浦観音堂。 蕎麦の花が咲く


西浦のある水窪は山林の面積が町内の約96%を占める林業を中心とした山村。志賀先生と水窪町西浦の製材所の方より、新月の日に伐採した木は特別な木で虫がつきにくい。なぜならば、木の養分がみんな地面にいってしまうからだ。逆に満月はたいへんなエネルギーを持っていて、すべての養分が樹木、葉にとどまる、というお話を聞いた。なるほど、満月を撮影すると、ISO400、F8でシャッタースピードは1/250秒ととても明るい。


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名月に、団子、すすき、里芋、あけび、くり、くわい、枝豆などを供えて田楽が始まった。千年以上世襲で伝承されている田楽だ。


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今回は、閏年の時にだけ特別に舞われる閏舞(うるうまい)の披露もあった。閏年には月と太陽が追いかけあう、という歌詞を別当が唄った。
閏舞の音

(撮影10月3日)
posted by 芳賀日向 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 10月の祭り